WebGPU

GPUへの低レベルアクセスをブラウザに提供するW3C標準策定中のAPI。WebGLの後継と位置づけられている。 #browser-engine

WebGLとの違い

WebGLが既存のネイティブAPI(OpenGL ES)の移植だったのに対し、WebGPUはVulkan・Metal・Direct3D 12といった近年のネイティブグラフィックスAPIに共通する概念を土台に新規設計されている。GPUリソースに対するより明示的な制御が可能になり、性能の予測可能性が向上するほか、汎用GPU計算(GPGPU)もサポートする。

実装

  • Rust実装としてwgpu(gfx-rsプロジェクト)があり、クロスプラットフォームでVulkan/Metal/Direct3D 12/OpenGL上に実装されている。Servoはこのwgpuを用いてWebGPUを実装している。
  • Servoでの実装は2020年のGoogle Summer of Codプロジェクトとして始まり、Conformance Test Suite(CTS)のテスト通過数を段階的に伸ばしてきた。2024年時点でOpenGL ES上での動作にも対応するなど、継続的に開発が進んでいる。

出典

作成日時: 2026-08-14 19:51 / 更新日時: 2026-08-14 19:51