パーマネントノート (Permanent Notes)
Sönke Ahrensの著書『How to Take Smart Notes』で整理された、Zettelkasten実践におけるノートの最終形態。フリートノートや文献ノートを毎日見直し、そこから得たアイデアを「将来の自分が文脈なしで読んでも理解できる、独立した文章」として自分の言葉で書き直したもの。Zettelkastenに恒久的に保存され、既存ノートと相互リンクされていく。
3種類のノートとワークフロー
Ahrensのシステムでは、ノートを以下の3種類に分け、この順に処理する。
- フリートノート — 思いついたことをとりあえず書き留めるだけの、使い捨て前提の短いメモ
- 文献ノート — 読んだ文献の要点を、引用のコピペではなく自分の言葉で書いたメモ
- パーマネントノート (permanent notes) — 1と2を毎日レビューし、そこから抽出したアイデアを1ノート1概念で書き直し、Zettelkasten本体に追加する
フリートノート・文献ノートはあくまで中間生成物であり、最終的にパーマネントノートへ変換されなかったものは(Ahrensの想定では)破棄してよい。
エバーグリーンノートとの対応
Andy Matuschakのエバーグリーンノートは、この「パーマネントノート」の思想(原子性・自分の言葉で書く・既存ノートとリンクする)を直接引き継いでいる。64p.orgの/notes/コーナーで書いているノートも、実質的にはこのパーマネントノートに相当する。