アイゼンハワー・マトリクス
タスクを「緊急度」と「重要度」の2軸で4象限に分け、それぞれに取るべき対応を割り当てる優先順位付けのフレーム。 #productivity #task-management
4つの象限
| 緊急 | 緊急でない | |
|---|---|---|
| 重要 | ①今すぐやる (Do) | ②予定を入れる (Schedule) |
| 重要でない | ③人に任せる (Delegate) | ④やらない (Delete) |
要点は第2象限 (重要だが緊急でない) にある。ここは締切に追われないため後回しにされやすい一方、長期的な成果はほぼここから生まれる。第1象限や第3象限に時間を奪われて第2象限が空になっている状態を「緊急の罠」と呼ぶ。
由来
名前はアメリカ大統領Dwight D. Eisenhowerに由来する。1954年のノースウェスタン大学での演説で「私には2種類の問題がある。緊急なものと、重要なものだ」と述べたとされる。ただしEisenhower自身は区別を語っただけで、2×2のグリッドを描いたわけではない。
現在広く知られる4象限の図と、各象限への行動 (do / schedule / delegate / delete) の割り当ては、Stephen Coveyが『7つの習慣』(1989) で “time management matrix” として整理したものが元になっている。
位置づけ
これはGTDやZTDのような一連のワークフローではなく、目の前のリストに対して適用する判断のフレーム。そのため他の手法と競合せず、GTDの弱点とされる優先順位付けを補う目的で併用されることが多い。
個人生産性メソッドの中での位置づけ
実行系のうち「何をやるか(選別)」を担当する判断フレーム。ワークフロー全体を置き換えるものではないため、どの手法とも併用できる。
出典
- Avoid the “Urgency Trap” with the Eisenhower Matrix - Todoist
- The Eisenhower Matrix: How to Prioritize Your To-Do List - Asana
- Introduction to the Eisenhower Matrix - Airtable