インデックス投資
株価指数(S&P 500など)を構成する銘柄を、指数と同じ比率でまとめて保有する投資手法。個別銘柄選択や市場タイミングを狙う「アクティブ運用」に対し、市場平均そのものへの連動を目指す「パッシブ運用」の代表例。低コスト・低売買回転率を特徴とし、FIREムーブメントにおける主要な資産運用手段として使われる。
歴史: John Bogleとインデックスファンド
Vanguard創業者のJohn Bogleが、世界初のインデックスファンドとされる「First Index Investment Trust」(後のVanguard 500 Index Fund)を1976年に立ち上げた。S&P 500に連動するこのファンドは、当初の募集で1,100万ドルを集めたものの、アクティブ運用が主流だった当時のウォール街からは「アンアメリカン」「Bogleの道楽(Bogle’s Folly)」と揶揄された。
しかし長期的には、インデックスファンドが多くのアクティブ運用ファンドを上回るパフォーマンスを示すことが投資家の間で認識されるようになった。
Bogleの投資哲学
市場全体への広範なエクスポージャーと低コストこそが投資成功の鍵であるという考え方。個別銘柄選択や市場タイミングによって市場平均を一貫して上回ることはほぼ不可能だとし、市場全体をまるごと保有するインデックス投資を提唱した。
出典
- The history of index investing | From Bogle to today
- Did Jack Bogle Invent the Index Fund? | White Coat Investor
- Jack Bogle changed investing forever with index funds | CNBC
FIREムーブメントの中での位置づけ
FIRE実践者が資産形成の中心的な手段として用いる投資手法。低コスト・市場平均への連動という特性が、長期・高貯蓄率での資産形成と相性が良い。