Radar Scope
任天堂が1980年10月に発売したアーケードゲーム。シューティングゲームで、ドンキーコング誕生の直接のきっかけとなった作品。
日本と米国での明暗
- 日本国内では好調で、東京では特に人気を博し、当時日本国内でパックマンに次ぐ人気タイトルだったとされる。
- 一方、1980年11月の北米発売時には、当時流行していた『スペースインベーダー』ブームが既に下火になっており、パックマンなどより複雑な新作の登場もあって商業的に大失敗した。米国に出荷された3000台のうち売れたのは1000台未満で、約2000台がニュージャージー州の倉庫に売れ残った。
Nintendo of Americaの経営危機とドンキーコング誕生
Radar Scopeの不振は、任天堂オブアメリカ社長・荒川実にとって深刻な財政危機を招いた。荒川は義父である任天堂社長・山内溥に、売れ残った数千台のRadar Scope筐体を転用できる新作ゲームを送るよう懇願。この結果生まれたのがドンキーコングであり、実際に売れ残った筐体を基板・パネルだけ交換する「コンバージョンキット」として最初に量産された。
出典
- Radar Scope - Wikipedia (English)
- Nintensive Care: Why Radar Scope Is One of the Most Important Failures in Gaming History - AV Club