ウケグチノホソミオナガノオキナハギ

日本産魚類の中で最も長い和名を持つとされる魚。カワハギ科ウケグチノホソミオナガノオキナハギ属(Anacanthus)の唯一の種で、学名は Anacanthus barbatus

名前の分解

17文字の和名は、俳句の5-7-5のリズムに合わせて命名されたと言われ、それぞれ形態的特徴に対応している。

  • 受け口(うけぐち) — 上向きの受け口
  • 細身(ほそみ) — 非常に細長い体型
  • 尾長(おなが) — 長い尾鰭
  • 翁(おきな) — 下顎にある肉質のヒゲ(翁のひげに見立てたもの)
  • ハギ — カワハギ科の魚であることを示す

生態

  • インド太平洋西部の熱帯域(インド西部〜インドネシア〜オーストラリア北西部)に分布
  • 水深3〜8mの、海草が茂る砂地に生息
  • 最大体長35cm、体色は褐色で胸鰭・臀鰭が黄色みを帯びる
  • 背鰭は1棘52軟条という特徴的な構造

日本近海には生息していない魚だが、これほど長い和名が付けられている点が話題になっている。

出典

作成日時: 2026-08-27 22:45 / 更新日時: 2026-08-27 22:45