ウケグチノホソミオナガノオキナハギ
日本産魚類の中で最も長い和名を持つとされる魚。カワハギ科ウケグチノホソミオナガノオキナハギ属(Anacanthus)の唯一の種で、学名は Anacanthus barbatus。
名前の分解
17文字の和名は、俳句の5-7-5のリズムに合わせて命名されたと言われ、それぞれ形態的特徴に対応している。
- 受け口(うけぐち) — 上向きの受け口
- 細身(ほそみ) — 非常に細長い体型
- 尾長(おなが) — 長い尾鰭
- 翁(おきな) — 下顎にある肉質のヒゲ(翁のひげに見立てたもの)
- ハギ — カワハギ科の魚であることを示す
生態
- インド太平洋西部の熱帯域(インド西部〜インドネシア〜オーストラリア北西部)に分布
- 水深3〜8mの、海草が茂る砂地に生息
- 最大体長35cm、体色は褐色で胸鰭・臀鰭が黄色みを帯びる
- 背鰭は1棘52軟条という特徴的な構造
日本近海には生息していない魚だが、これほど長い和名が付けられている点が話題になっている。