キタマイマイカブリ
日本固有種の甲虫「マイマイカブリ(Damaster blaptoides、オサムシ科オサムシ亜科)」の亜種の一つ。学名は D. b. viridipennis。
マイマイカブリ全体の特徴
- 体長3〜7cm。頭部と前胸部が前方に細長く伸びた、「細長いヒョウタンに長い触角と脚が生えたような」独特の体形を持つ。
- この体形は、カタツムリの殻の中に頭を突っ込んで捕食するための適応と考えられている。成虫・幼虫とも地面を徘徊してカタツムリを探し、見つけると大顎で軟体部に咬みつき、消化液を注入して溶けた身を食べる。
- 飛行能力を持たないため、地域ごとに独自の分化が進み、日本国内(北海道〜屋久島)で複数の亜種に分かれている。
キタマイマイカブリの特徴
- 分布域は東北地方北部。
- 頭部と前胸は金属光沢のある紫色、前翅は金属光沢のある緑色を帯びる。
- 北海道に分布する近縁亜種「エゾマイマイカブリ」と近い関係にある(エゾマイマイカブリは頭部・前胸背面が金属光沢のある緑色)。
他の亜種との位置づけ
- エゾマイマイカブリ — 北海道産
- キタマイマイカブリ — 東北地方北部
- コアオマイマイカブリ — 東北地方南部
- 基亜種(ホンマイマイカブリ) — 西日本