kind (Kubernetes in Docker)

Dockerコンテナを「ノード」としてKubernetesクラスタを動かすツール。kubernetes-sigs/kind で開発されている。名前は “Kubernetes IN Docker” の略。もともとはKubernetes自体のテスト(本体のCI)のために設計されたもので、ローカル開発やCIでの利用にも使える、という立ち位置。 #kubernetes

仕組み

  • node image — systemd・containerd・kubeadm・kubeletなど、コンテナの中でKubernetesノードとして振る舞うのに必要な一式を焼き込んだDockerイメージ。ベースとなるbase-imageの上に、Kubernetesのビルド成果物を載せて作られる
  • このnode imageのコンテナを1ノード1コンテナで起動し、kubeadmで各ノードをブートストラップしてクラスタを組む
  • VMを使わないため起動が速く、マルチノードクラスタ(コントロールプレーン複数のHA構成も含む)を気軽に作れる
  • Kubernetesのリリース前バイナリ(CI artifacts)からnode imageをビルドする機能があり、「まだリリースされていないKubernetes」のテストができる

Kubernetesの中での位置づけ

ローカルクラスタツールとしてはminikube・k3d(k3s in Docker)と並ぶ選択肢。upstream Kubernetesを忠実に動かすこと・使い捨てのクラスタを高速に作れることに強みがあり、オペレーターやCRDのテスト、CIでのE2Eテストに向く。一方でminikubeのようなアドオン機構やドライバーの多様性はない。

出典

作成日時: 2026-08-14 08:24 / 更新日時: 2026-08-14 08:33