UEFI

Unified Extensible Firmware Interfaceの略。BIOSの後継として開発されたファームウェア仕様で、コンピュータの電源投入時に最初に実行される。BIOSがIBM PC由来の独自アーキテクチャだったのに対し、UEFIはUnified EFI Forumという業界コンソーシアムにより仕様が管理されている。 #hardware

GPTとEFIシステムパーティション

UEFIは従来のMBR(Master Boot Record)パーティションテーブルに加えて、2TB超のディスクにも対応するGPT (GUID Partition Table) をサポートする。ディスク上にはEFIシステムパーティション(ESP)と呼ばれる専用領域が確保され、そこにブートローダーやOSカーネルなどの「UEFIアプリケーション」が格納される。

ブートマネージャー

UEFI実装はブート設定をNVRAM変数として保持しており、電源投入時にその設定に基づいてOSローダーを実行する。BIOSがブートセクタの実行に依存していたのに対し、UEFIはブートマネージャーを備えることで、ブートセクタに依存しない柔軟なブート方式を提供する。

Secure Boot

Secure Bootは、デジタル署名によって承認されたUEFIドライバー・OSブートローダーのみをロードする仕組み。プラットフォームキー(PK)とキー交換キー(KEK)による階層構造で信頼チェーンを管理し、ファームウェアから署名済みドライバー・カーネルモジュールまでの信頼を確立する。

BIOSとの関係

UEFIはBIOSと同じ「起動前のハードウェア初期化とOSへの引き渡し」という役割を担うが、GUI対応・大容量ディスクからの起動・Secure Bootなど、BIOSの制約を解消した拡張版にあたる。ただし慣習的に、UEFI搭載機でも設定画面が「BIOS設定」と呼ばれ続けていることが多く、両者は現在でも同義語的に使われがちである。

出典

作成日時: 2026-08-13 22:06 / 更新日時: 2026-08-13 22:06