Gungnir

複数のCertificate Transparencyログを継続的に監視し、新規発行された証明書からドメイン・サブドメインを抽出してリアルタイムに標準出力へ流すGo製CLIツール。名前は北欧神話の「必ず的を外さない槍」に由来する。 #security #pki

仕組み

CTログを監視し、新しい証明書エントリを検出するたびにSubject Alternative Names(SAN)とCommon Name(CN)からドメイン情報を抽出して出力する。テキストファイルで指定したルートドメインによる絞り込みフィルタにも対応する。

# ルートドメイン一覧でフィルタして監視
./gungnir -r roots.txt

# 監視対象ファイルの変更に追従しながら監視
./gungnir -r roots.txt -f

# フィルタなしで全体を監視
./gungnir

出力をパイプで別のツールに渡すことを前提とした設計で、発見したドメインをすぐ次の分析ステップ(生存確認・ポートスキャン等)に流し込める。

用途

新規ドメイン・サブドメインの発行を継続的に検知したいセキュリティ研究者・ペネトレーションテスターの偵察フェーズで使われる。crt.shが過去分も含めた蓄積データへのクエリ型検索であるのに対し、GungnirはCertStreamと同様に「発行された瞬間」を捉えるリアルタイム監視ツールという位置づけ。

CTログ監視・検索ツールの中での位置づけ

新規発行を継続的に監視する「プッシュ型」ツールの一つ。同じくプッシュ型のCertStreamがサーバー型のフィード配信であるのに対し、Gungnirは単体で動くCLIとして手軽に使える。

出典

作成日時: 2026-08-19 12:48 / 更新日時: 2026-08-19 12:48