Project Glasswing

#anthropic #claude #security

Anthropicが2026年4月7日に開始した、AIのセキュリティ能力を「防御側」に先んじて使わせるための業界連携イニシアティブ。フロンティア級AIモデルがすでに人間トップクラスの専門家を上回るレベルで脆弱性の発見・悪用能力を持つに至ったという認識のもと、悪用側に先んじて重要なオープンソースソフトウェアの長年隠れていた脆弱性を見つけて修正することを目的としている。

使用モデル

未リリースのフロンティアモデル「Claude Mythos Preview」を使用。セキュリティ関連ベンチマーク「CyberGym」で83.1%のスコアを達成しており、前世代モデルの66.6%から大きく向上している(Claudeのモデル階層全般についてはClaudeのモデル階層(Opus / Sonnet / Haiku / Fable)の違いを参照)。

参加組織

AWS、Apple、Broadcom、Cisco、CrowdStrike、Google、JPMorganChase、Linux Foundation、Microsoft、NVIDIA、Palo Alto Networksなど12の主要パートナーに加え、40以上の組織が早期アクセスを得ている。

成果

OpenBSD(27年間未発見)、FFmpeg(16年間未発見)、Linuxカーネルなど、主要OS・主要ブラウザを含む重要ソフトウェア群から数千件規模の高〜重大深刻度の脆弱性を発見した。

Anthropicの支援

  • 防御的セキュリティ研究向けに1億ドル相当のモデルクレジットを提供。
  • オープンソースセキュリティ団体へ計400万ドルを寄付(Linux Foundation経由でOpenSSF (Open Source Security Foundation)傘下のAlpha-Omegaに250万ドル、Apache Software Foundationに150万ドル)。

出典

作成日時: 2026-08-09 14:46 / 更新日時: 2026-08-09 14:47