チキンライス(日本の洋食)

ケチャップで味付けした鶏肉入り炊き込みご飯・炒めご飯。日本独自に発展した洋食のひとつ。オムライスの中身としても定着している。 #food-culture #japan

起源

1888年(明治21年)出版の洋食レシピ本に「ライスチキン」という料理が登場する。炊いたご飯をサフランで色付けし、調理した鶏肉を添えるもので、当時イギリスで「鶏肉のピラウ」と呼ばれていた料理に相当する。

サフランからケチャップへ

サフランは非常に高価な香辛料のため、各地に伝播する過程で安価な着色料に置き換えられていった。日本では明治時代にトマトの栽培が盛んになったことを受け、着色にトマト(後にケチャップ)を使うようになり、現在のケチャップ味のチキンライスが生まれた。ケチャップは明治41年にカゴメが日本で初めて発売しており、その普及がチキンライスの定着を後押しした。

海南鶏飯(シンガポール式チキンライス)との違い

同じ「チキンライス」という名称でも、シンガポール・タイ・マレーシアなどで食べられる海南鶏飯系のチキンライスとは別物。あちらはゆで鶏とその茹で汁で炊いた米を組み合わせた料理で、ケチャップは使わない。

出典

作成日時: 2026-08-10 18:54 / 更新日時: 2026-08-10 18:54