ギザの大スフィンクス

エジプト・ギザ台地の三大ピラミッドのそばに位置する、ライオンの体+人間の頭を持つ巨大な石灰岩像。一枚岩からの彫り出しとしては世界最大の像。

  • 全長73.5m、全高20m、全幅19m。石灰岩の丘を彫り下げて作られ、四角い窪地の中に位置している。
  • 紀元前2558〜2532年頃(諸説あり紀元前2472〜2448年頃とも)、第4王朝のファラオ・カフラーの治世に建造されたとするのが主流説。カフラー王自身の顔を表しているという説が有力。
  • ライオンの体は王の力・権威を、人間の頭は知性・知恵を象徴するとされる。
  • 古代には「ホル・エム・アケト」と呼ばれ、太陽神ホルスと結び付けられていた。
  • 現在は風化して石灰岩の地肌が見えているが、当初は赤・黄・青に彩色され、儀式用の付け髭も付けられていたとみられる。
  • 前足の間には新王国時代のファラオ、トトメス4世による「夢の碑文」が建っている。王子時代にスフィンクスが夢に現れ「砂を取り除けば王位を約束する」と告げたという逸話が刻まれている(建造から約1100年後、紀元前1400年頃)。

ギリシア神話のスフィンクスとの違い

同じ「ライオンの体+人間の頭」でも、ギリシア神話のスフィンクスは人を試し滅ぼす怪物として描かれる。エジプトでは王権を守護する神聖な存在という対照的な位置づけになっている。

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出典

作成日時: 2026-08-10 00:23 / 更新日時: 2026-08-10 00:23