Project Loom

Javaの軽量並行処理を実現するOpenJDKプロジェクト。仮想スレッド(virtual threads)と構造化並行性(structured concurrency)が中核。

仮想スレッド(Virtual Threads)

OSスレッドに紐付かない軽量なスレッド。JVMが管理し、スレッド・パー・リクエストのプログラミングスタイルをOSスレッドの制約なしに実現できる。スループットに影響を与えずに数百万の仮想スレッドを生成できる。基盤にはContinuations(実行フローの中断・再開を可能にする低レベル機構)がある。

  • JDK 19でプレビュー導入(JEP 425)
  • JDK 21で正式機能化

構造化並行性(Structured Concurrency)

StructuredTaskScope を通じて提供される、協調タスク(多くの場合は仮想スレッド)をサブタスクの集合として一括で管理するAPI。スレッド間の親子関係を捉えたスレッドダンプ(構造化された観測性)も提供する。

  • JDK 19でプレビュー導入(JEP 428)
  • Java 25で刷新、2026年(JDK 26)も小さな変更でプレビュー継続

出典

作成日時: 2026-08-09 21:23 / 更新日時: 2026-08-09 21:23