CertStream

複数のCertificate Transparencyログを集約し、新規発行されたSSL/TLS証明書をWebSocket/SSE経由でリアルタイム配信するサービス。もとはCali Dog Security社がElixirで開発したcertstream-serverが起点で、現在はRustで再実装されたcertstream-server-rustが公開されている。 #security #pki

仕組み

  • ChromeおよびAppleが信頼する全てのCTログを対象に、RFC 6962の従来型get-entriesプロトコルと、新しいstatic-CT-API(checkpoint + tileベース)の両方を単一バイナリで同時に監視する。
  • 同じ証明書が複数のCTログに重複投稿されることがあるため、SHA-256によるフィルタでデデュープし、クライアントには重複のないストリームを届ける。
  • 各メッセージには証明書のドメイン名(CN/SAN)・発行者情報・有効期間などのメタデータが含まれる。
  • WebSocketとServer-Sent Eventsの両方をサポートし、同一データを異なる転送方式で配信する。

用途

新規発行された証明書を能動的にポーリングせずリアルタイムで受け取れるため、フィッシングサイトの早期検知やC2インフラの検知など、「証明書が発行された瞬間」に反応したいセキュリティ監視のビルディングブロックとして使われる。crt.shがクエリ型の検索であるのに対し、CertStreamは常時接続のプッシュ型フィードという違いがある。

CTログ監視・検索ツールの中での位置づけ

新規発行を能動的にプッシュ配信する「プッシュ型」ツール。過去分も含めて遡って調べたい場合はcrt.shのような「検索型」ツールを使う。

出典

作成日時: 2026-08-19 12:48 / 更新日時: 2026-08-19 12:48