Omakub

DHH(David Heinemeier Hansson)がUbuntu向けに作った「オマカセ」開発環境セットアップ。単一のコマンドで、素のUbuntu 24.04を設定済みのモダンなWeb開発環境に変える("turn a fresh Ubuntu installation into a fully-configured, beautiful, and modern web development system")。名前はOmakase + Ubuntuのかばん語。2024年6月公開。

中身と設計

GNOMEデスクトップをベースに、Neovim(エディタ)、Zellij(ターミナルマルチプレクサ)、テーマ、フォント、開発ツール類を一式インストール・設定する。ディストリビューションそのものを作るのではなく、既存のUbuntuインストールの上に乗せるレイヤーという構成だった。

「オマカセ」という名前は、Rails自体の設計思想(フレームワークが選択を代行するopinionatedなアプローチ)と地続きで、ユーザーに選択肢を並べるのではなく作者の好みを完成品として渡すことを指している。

現状:リタイア

プロジェクトはリタイアしており、GitHubのomakubおよびomakub-siteリポジトリはアーカイブ済み。omakub.orgomarchy.org/omakubへリダイレクトされる。コミュニティフォークのOmabuntuが、Ubuntu上でのオマカセ路線を引き継いでいる。

Omarchyへの発展

公式の総括は「開発者に美しく完成されたLinuxを最初から渡せば人は来る、というテーゼを証明した」というもの。その路線を、他人のディストリビューションの上に乗るレイヤーではなく“the whole meal"(ディストリビューションそのもの)として作り直したのがOmarchyにあたる。

Omakub Omarchy
ベース Ubuntu 24.04 Arch Linux
デスクトップ GNOME Hyprland
提供形態 既存インストールへ被せるレイヤー ISOによる独立ディストリビューション
状態 アーカイブ済み 活発に開発中

出典

#linux #ubuntu #dotfiles

作成日時: 2026-09-01 23:23 / 更新日時: 2026-09-01 23:23