KADOKAWAランサムウェア事案(2024年)

KADOKAWAグループがランサムウェア攻撃を受け、「ニコニコ動画」をはじめとするサービスが長期停止した事案。ロシア系ハッカー集団「BlackSuit」による犯行とされる。

経緯

2024年6月8日午前3時30分ごろ、KADOKAWAグループ内の複数サーバーにアクセスできない障害が検知された。データ暗号化の被害を受けたのはグループ企業KADOKAWA Connectedのデータセンター(DC6)で運用されていたプライベートクラウドと、その上で稼働していたドワンゴ専用サーバー。ドワンゴの認証基盤であるActive Directoryサーバーも攻撃者の制御下に置かれた。

「ニコニコ動画」は復旧まで約2か月を要した。

身代金と情報漏洩

攻撃者は盗んだデータの一部を公開し、KADOKAWAに身代金を要求した。KADOKAWAグループは「身代金は支払っていない」としているが、同社の支払いとみられるビットコインの支払い履歴も確認されている。

2024年6月28日、KADOKAWAはニコニコ動画などへのランサムウェア攻撃・サイバー攻撃により、取引先法人やクリエイターの個人情報、社内情報などが漏洩したことを公表した。

国内ランサムウェア被害事例の中での位置づけ

国内で報道された事例の中でも被害規模・復旧期間(約2か月)が大きく、二重恐喝(データ窃取+暗号化+公開の脅迫)の典型例。医療機関や港湾インフラを狙った他事例と異なり、メディア・エンタメ企業が標的になった点が特徴。

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出典

作成日時: 2026-08-11 13:42 / 更新日時: 2026-08-11 13:42