クラフトビール

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小規模な醸造所が、独立性を保ちながら独自の製法・原料でつくるビールの総称。「craft(手工芸)」という言葉の通り、職人的なこだわりが特徴。

起源

1970年代のアメリカで、大手ビール会社の画一化された味に対抗し、昔ながらのレシピでビールを復活させる動きから始まったとされる。

定義の目安(米国Brewers Association基準)

  1. 小規模性: 年間生産量が一定規模以下
  2. 独立性: 大手酒造メーカーに所有・支配されていない
  3. 伝統性: 麦芽100%のビールを主力商品としている

日本の全国地ビール醸造者協議会(JBA)も2018年に、①大量生産の大資本ビールから独立している、②1回の仕込みが20キロリットル以下の小規模醸造、③伝統的製法か地域特産品を使った個性的なビール、という3条件で独自に定義している。

「地ビール」との違い

  • 地ビール: 1994年の酒税法改正(小規模醸造免許の規制緩和)により誕生した小規模醸造ビール。当初はお土産・町おこし要素が強く、一時的なブームで終わった経緯がある。
  • クラフトビール: その後、個性的なビールづくりを追求する醸造家たちによる新たなムーブメント。海外コンテストでの受賞例も多く、職人的なこだわりが強い。

両者は「小規模醸造所がつくる」という点では同じだが、生まれた背景とニュアンスが異なる。

出典

作成日時: 2026-08-09 18:00 / 更新日時: 2026-08-09 18:00