Cro

Rakuでリアクティブな分散システム・Webサービスを構築するためのライブラリ群。単一の「フレームワーク」というより、必要な部分だけ組み合わせて使えるツールキット群として設計されている。公式サイトは「elegant reactive services in Raku」と謳っている。MoarVMおよびRakudoコンパイラのアーキテクトでもあるJonathan Worthingtonが作者。

#raku #web-framework

アーキテクチャ

Cro の中核にあるのは、RakuのSupply(非同期リアクティブストリーム)を使って実装された「非同期パイプライン」という概念。HTTPリクエスト処理などをこのパイプラインの合成として組み立てる。高レベルAPIで簡単なことは簡単に、パイプラインの合成で難しいことも可能にする、というPerl由来の設計思想("easy things easy, hard things possible")を踏襲している。

主な機能

  • HTTP(HTTPS、HTTP/2.0を含む)、WebSocketのサポート
  • ルーティング機能
  • Cro::WebAppによるテンプレート機能
  • croコマンドラインツールによる開発用サーバー起動・テストの支援

動かしてみた

自作Rakuインタプリタmutsu(0.21.0でCro::HTTPをバンドル)でhello worldサーバを動かした記録がmutsuでCro::HTTPのhello worldを動かす実験にある。

出典

作成日時: 2026-08-10 18:09 / 更新日時: 2026-08-15 15:14