ルパン三世 カリオストロの城
1979年公開の日本のアニメーション映画。モンキー・パンチ原作アニメ『ルパン三世』の劇場版第2作。 #anime #movie
概要
- 監督: 宮崎駿(本作が劇場映画初監督作品)。当初は大塚康生に監督が依頼されたが本人が気乗りせず、宮崎が監督、大塚が作画監督という体制になった
- 製作期間: わずか半年という短さで、宮崎は「この作品で初めて自分の体力の限界を知った」と語っている
- 公開年: 1979年(昭和54年)
あらすじ
国営カジノから50億円を盗み出したルパンと次元だったが、それが精巧な偽札「ゴート札」だったと発覚。発行元とされるカリオストロ公国へ向かう途中、武装した男たちに追われるウェディング姿の少女クラリスを目撃し救出するが、僅かな隙に奪われてしまう。ルパンたちはクラリスの残した指輪を手がかりに、要塞のようなカリオストロ伯爵の城へ潜入していく。
主要キャスト
- ルパン三世: 山田康雄
- 峰不二子: 増山江威子
- 銭形警部: 納谷悟朗
- クラリス: 島本須美
公開当時の興行成績
興行収入は約6.1億円(配給収入約3.05億円)で、前作(配給収入約10億円)を下回り、評論的にも興行的にも「振るわなかった」。1970年代末のSFアニメブームの主流から外れたファミリー向け内容だったことが要因と分析されている。
後世の評価
1981年前後、雑誌『アニメージュ』が宮崎特集を組み始めたことをきっかけに評価が劇的に逆転。同誌の「アニメグランプリ」で「歴代ベストワン作品第1位」を3年連続受賞し、「日本アニメーション史に燦然と輝く名作」としての地位を確立した。演出技法は後続の『ルパン三世』シリーズにも大きな影響を与え続けている。