理化学研究所(RIKEN)

日本の国立研究開発法人。物理学・工学・化学・数理科学・情報科学・計算科学・生物学・医科学など自然科学の幅広い分野を横断する日本最大級の総合研究機関。 #science #japan

設立・沿革

1917年3月20日、渋沢栄一ら各界の指導者により、アジア初の基礎科学総合研究所として財団法人「理化学研究所」が設立された。ドイツのカイザー・ヴィルヘルム協会をモデルとし、皇族が総裁、数学者の菊池大麓が初代所長を務めた。政府からの資金調達に失敗した後、民間から約200万円を集めて東京・駒込に設立された。

戦後は株式会社に、その後特殊法人を経て、2003年に文部科学省所管の独立行政法人へ改組。2015年4月には国立研究開発法人理化学研究所となった。2016年10月には「特定国立研究開発法人」の指定を受けた(この指定を受けているのは理研・産業技術総合研究所・物質・材料研究機構の3機関のみ)。

現在の規模・拠点

主要拠点は埼玉県和光市(和光本所)。全国7つのキャンパスに約3,000人の研究者を擁する。

主な研究センター・施設

  • 仁科加速器科学研究センター — 重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を運用。自然界に存在しない放射性同位体を人工的に生成し、超重元素合成・魔法数研究・元素の宇宙起源研究などに利用。ニホニウムの合成もこの施設で行われた。
  • 計算科学研究センター(R-CCS) — 兵庫県神戸市に、富士通と共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」を設置(2021年3月から共用開始、約44京回/秒の演算性能)。

出典

作成日時: 2026-08-16 07:18 / 更新日時: 2026-08-16 07:18