インメモリKVS

データをメモリ上に持つキーバリューストア群の見取り図。Webアプリケーションのキャッシュ層から始まり、セッションストア・キュー・ランキングなど「速さが正義」の領域を支えている。 #infrastructure #cache #moc

  • memcached — 2003年生まれの元祖。値はただのバイト列、永続化なし、分散はクライアント任せという徹底したシンプル志向の純粋キャッシュ
  • Redis — サーバー側にデータ構造を持つ「data structures server」。永続化・レプリケーション・クラスタを備え、このジャンルのデファクトとなった。2024年のライセンス変更と2025年のOSI回帰という変遷がある
  • Valkey — ライセンス変更を機にRedis 7.2からフォークされたLinux Foundation傘下のプロジェクト。BSDライセンスとベンダー中立ガバナンスを維持し、クラスタ機能を中心に独自進化中

隣接領域

同じ「分散KVS」でもetcdは毛色が違う。あちらはディスクベースで、Raftによる強い一貫性を最優先する設定・メタデータ置き場であり、キャッシュのような高スループット用途は狙っていない。「速いが消えてもよいデータ」を持つのがこのページの面々、「遅くても絶対に失えないデータ」を持つのがetcd、という対比。

作成日時: 2026-08-14 09:06 / 更新日時: 2026-08-14 12:02