Lutris

Linux向けのゲームランチャー/ライブラリマネージャー。WineProton・DOSBox・ScummVM・各種エミュレータなど複数のランナーを切り替えて、WindowsゲームやレトロゲームをLinux上で実行できる。Battle.net・EA・GOG・Epicなど各種ストアとの統合機能も持つ。

Proton統合

ProtonのコミュニティフォークであるGE-Protonが、2026年時点でLutrisにおけるWindowsゲーム実行の推奨選択肢になっている。GE-ProtonはValve公式のProtonにまだ入っていないパッチ(DXVK/VKD3D-Proton/FAudioの更新版など)を先行して取り込んでいる。

UMU(umu-launcher)経由での起動(Lutris 0.5.20〜)

  • UMU-Launcherは"Unified Launcher for Windows Games on Linux"の略称。Valveの Proton や protonfixesプロジェクトをSteamクライアント外でも使えるようにする統一ランチャーで、Lutris・Heroic Games Launcher・Bottles・Rareなど複数のクライアントから共通のやり方でProtonを起動し、Wineプレフィックスを設定できるようにする目的で作られた。必要なSteam Runtimeを自動でダウンロードし、$HOME/.local/share/umuに配置する。
  • Lutris 0.5.20(2026年)で、GE-ProtonをこのUMU経由で起動する方式がデフォルトになった。狙いはGE-Protonを常に最新の状態に保つこと。
  • 併せて、VKD3D・D3D Extras・DXVK-NVAPIの処理をProton側に委譲し、Esync/Fsync/DXVKの設定をProtonへ渡すなど、Proton統合まわりの内部処理も整理された。
  • 同バージョンでは、Protonとは別系統の変更として、WineランナーにもWaylandドライバを選択できるオプションが追加されている。

出典

#linux #gaming

作成日時: 2026-08-17 18:22 / 更新日時: 2026-08-17 18:25