Slim Framework
PHPのマイクロフレームワーク。ルーティングとミドルウェアを中心とした最小構成で、シンプルなWebアプリケーションやAPIを素早く書くことを目的とする。LaravelやCodeIgniterのようなフルスタックフレームワークとは異なり、必要な機能をComposerパッケージとして個別に組み合わせて使うスタイル。
バージョン状況(2026年8月時点)
- 最新はSlim 4.15.2(2026年5月22日リリース)。PHP 7.4〜8.5系をサポート。
- 旧メジャーのSlim 3系も並行してメンテナンスされている。Slim 3.13.0(2026年4月28日リリース)でPHP 8.1〜8.5サポートが追加された。
- GitHubリポジトリのコミット活動は2026年8月9日更新で、直近まで継続的にメンテナンスされている。
セキュリティ
2026年5月、Slim 4.4.0〜4.15.1に反射型XSS脆弱性(CVE-2026-48157, CVSS 6.1 Medium)が発見された。HttpException::setTitle()/setDescription()に信頼できないデータを渡すアプリでのみ悪用可能で、displayErrorDetails = falseでも影響する。組み込み例外(HttpNotFoundExceptionなど)はプレーンテキストのデフォルトを使うため、素のSlimアプリは影響を受けない。Slim 4.15.2で修正済み。
開発体制
メンテナ陣はTideliftと連携し、OSS依存関係の商用サポート・メンテナンス提供にも取り組んでいる。