Forward Deployed Engineer (FDE)
顧客企業に直接入り込み(embed)、要件分析から設計・実装・システム統合・デプロイまでを一気通貫で担当するソフトウェアエンジニア職。半分エンジニア、半分コンサルタントのような立ち位置で、本社に留まらず顧客環境で動くプロダクションソフトウェアを構築し、その所有者(owner)としてふるまう。
由来
「forward deployed(前方展開)」は軍事用語からの借用で、本社ではなく最前線(顧客サイト)に配置される部隊を指す言葉に由来する。
発祥と広がり
このロールはPalantirが先駆けとなり、そこからAI系企業やエンタープライズソフトウェア企業に広まった。求人数は2025年4月の643件から2026年4月には5,330件へと前年比729%増加しており、テック業界で急成長している職種の一つとされる。OpenAIなど大手AIラボでもこの職種の採用が進んでいる。
特徴
- 要件分析・設計・実装・システム統合・デプロイまでプロジェクトのライフサイクル全体に関わる
- ソフトウェアが顧客のワークフロー・インフラ・業務プロセスにシームレスに統合されるよう責任を持つ
- 通常の(本社に留まる)ソフトウェアエンジニアと異なり、顧客サイトに常駐・出張してその場で開発・調整を行う