MIT (Most Important Tasks)

その日に必ず終わらせる最重要タスクを3つまでに絞り、他の何よりも先に着手する、という優先順位付けの手法。Leo Babautaがブログ Zen Habits で広めた。 #productivity #task-management

ルール

  • 1日の始まり(前夜でもよい)に、その日のMITを3つ以内で決める。
  • MITは「これが終われば、他に何が起きても今日は成功と言える」タスクであること。
  • メールやチャットなど反応的な仕事を始める前に、MITから手を付ける。

Babautaのもともとの発想は「その日で最も重要な1つ」だったが、実践の中で3つまでに広げた形が定着している。

何を解決しているか

対処しているのは「忙しかったが、何も進まなかった一日」という失敗パターン。届いたものに反応しているうちに時間が溶け、重要だが緊急でない仕事(アイゼンハワー・マトリクスの第2象限)が丸ごと空になる状態を、日次のレベルで防ぐ。

  • 上限を3つにすることで、選ぶ行為そのものを強制する。リストが伸び続けるだけでは優先順位は生まれない。
  • 一日の中で「次に何をやるか」を判断する回数が減り、決断疲れが軽くなる。
  • 成功の判定基準が明確になる。3つ終われば、その日は生産的だったと言い切れる。

位置づけ

GTDのnext actionsリストは、文脈で絞れても優先度では絞れない。MITはその上に載せる日次の選別レイヤーで、ZTDでは習慣3 (Plan) の中身として正式に組み込まれている。「重要度で絞る」という点ではアイゼンハワー・マトリクスと同じことを、より軽い手続きでやっている。

個人生産性メソッドの中での位置づけ

実行系のうち「何をやるか(選別)」を担当する。アイゼンハワー・マトリクスと同じ判断を、日次の軽い手続きに落としたもの。

出典

作成日時: 2026-09-05 07:18 / 更新日時: 2026-09-05 07:18