GitHub Spec Kit
GitHubが公開しているspec駆動開発のためのツールキット。リポジトリはgithub/spec-kit。スラッシュコマンドを通じてエージェントに一連のMarkdown成果物を生成させ、それを起点に実装させる。
生成される4つの成果物
| ファイル | 内容 |
|---|---|
constitution.md |
プロジェクト全体の不可侵な原則 |
spec.md |
要件とユーザーストーリー |
plan.md |
技術設計 |
tasks.md |
依存関係を考慮した順序付きタスクリスト |
ワークフロー
Spec Kitの特徴は、段階を逐次的に進むことを前提にしている点にある。
/constitution— プロジェクトの原則を定める。以降のすべての判断がここに従う/specify— 要件を記述する/plan— 技術的な設計に落とす/tasks— 実装可能な単位に分解する/implement— タスクリストに沿ってエージェントに実装させる
加えて/analyzeが品質ゲートとして働き、仕様・設計・タスク分解がconstitutionと矛盾していないか、タスクが元の仕様と整合しているかを検査する。
constitutionを最初に置いて以降の工程を縛るという構成が、OpenSpecのような軽量なアプローチとの一番大きな違いになっている。ガードレールが強く、拡張のカタログも大きい一方、既存コードベースへの小さな変更を回すには手数が多い、という評価がされることが多い。
OpenSpecとの違い
OpenSpec側のノートに比較表がある。ゼロから作り始めて強い規律を敷きたい場合はSpec Kit、既存コードへの差分として変更を書きたい場合はOpenSpec、という使い分けで語られる。
出典
- github/spec-kit - GitHub
- spec-kit/spec-driven.md
- Diving Into Spec-Driven Development With GitHub Spec Kit - Microsoft for Developers
- Exploring spec-driven development with the new GitHub Spec Kit - LogRocket Blog
- GitHub Spec Kit Workflow: A Practical Guide - Shiplight AI
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