GitHub Spec Kit

GitHubが公開しているspec駆動開発のためのツールキット。リポジトリはgithub/spec-kit。スラッシュコマンドを通じてエージェントに一連のMarkdown成果物を生成させ、それを起点に実装させる。

生成される4つの成果物

ファイル 内容
constitution.md プロジェクト全体の不可侵な原則
spec.md 要件とユーザーストーリー
plan.md 技術設計
tasks.md 依存関係を考慮した順序付きタスクリスト

ワークフロー

Spec Kitの特徴は、段階を逐次的に進むことを前提にしている点にある。

  1. /constitution — プロジェクトの原則を定める。以降のすべての判断がここに従う
  2. /specify — 要件を記述する
  3. /plan — 技術的な設計に落とす
  4. /tasks — 実装可能な単位に分解する
  5. /implement — タスクリストに沿ってエージェントに実装させる

加えて/analyzeが品質ゲートとして働き、仕様・設計・タスク分解がconstitutionと矛盾していないか、タスクが元の仕様と整合しているかを検査する。

constitutionを最初に置いて以降の工程を縛るという構成が、OpenSpecのような軽量なアプローチとの一番大きな違いになっている。ガードレールが強く、拡張のカタログも大きい一方、既存コードベースへの小さな変更を回すには手数が多い、という評価がされることが多い。

OpenSpecとの違い

OpenSpec側のノートに比較表がある。ゼロから作り始めて強い規律を敷きたい場合はSpec Kit、既存コードへの差分として変更を書きたい場合はOpenSpec、という使い分けで語られる。

出典

#llm #ai-agent #spec駆動開発 #github

作成日時: 2026-09-01 23:36 / 更新日時: 2026-09-01 23:36