Swagger
もともとはOpenAPI仕様そのものの名前だったが、2016年のOpenAPI Initiativeへの寄贈・改称後は、SmartBearが保守・提供するAPI開発ツール群のブランド名として使われている。
創始者
2011年、辞書サイトWordnikの技術共同創業者Tony TamがSwagger APIプロジェクトを作成した。WordnikのAPI開発において、APIドキュメントの自動生成とクライアントSDK生成の手間が大きな課題になっていたことが動機。
仕様としてのSwagger: Swagger 2.0
OpenAPI Initiativeへ寄贈される前の最終仕様バージョンが2014年リリースのSwagger 2.0で、今も"Swagger 2.0"あるいは"OpenAPI 2.0"と呼ばれる。詳しいバージョン変遷はOpenAPIを参照。
ブランドとしてのSwagger: SmartBearのツール群
現在SmartBearが保守・開発するOSSツール群にも"Swagger"の名が残っている。
- Swagger UI / Swagger Editor — API可視化・設計エディタ
- Swagger Codegen — APIクライアントSDK・サーバースタブ生成の元祖ツール。OpenAPI 3.0に対応し、現在もOSSとして更新が続いている。openapi-generatorは2018年にこのプロジェクトからコミュニティ主導でforkされたもの
- SwaggerHub — 商用のAPI設計・コラボレーションプラットフォーム。エディタでの入力補完・スタイルバリデーターに加え、API分析・監視・テスト・バージョン管理・APIモッキング、共通OAS構文を複数API間で再利用する「Domains」機能などを統合している
名称の整理
「OpenAPI」が仕様そのものを指し、「Swagger」がSmartBearのツール群・製品ブランドを指す、という使い分けが現在の一般的な理解。OpenAPI関連ツールエコシステムの中では、Swagger系ツールはSmartBear傘下(買収後はSpectral・Prismも同傘下)という位置づけになる。