Mistral Large 3
フランスのMistral AIが2025年12月2日にリリースしたモデル(モデルID: mistral-large-2512、末尾は2025年12月を示す)。小型dense勢の「Ministral」(14B/8B/3B)とともに発表された「Mistral 3」ファミリーの最上位モデル。NVIDIA H200 GPU 3,000基でゼロから学習された。オープンウェイトLLM MOCの一員。
ライセンス
Apache 2.0。商用・個人利用ともに制限なし。
アーキテクチャ
- スパースMixture-of-Experts(MoE)。総パラメータ675B、アクティブパラメータ41B/トークン。
- Mistral公式は「Mixtral以来初めての自社MoEモデル」と位置づけている。前世代のMistral Large 2はdenseアーキテクチャだったため、MoEへの転換は大きな変化。
- ネイティブに画像理解へ対応するマルチモーダルモデル。40以上の言語に対応する多言語性能が強化された。
- コンテキスト長は複数の技術解説サイトが256Kトークンと報告しているが、公式ブログ本文では確認できていない(要検証)。
ベンチマーク
Mistral公式ブログの記載によれば、LMArena(OSS・非推論モデル部門)で2位、LMArena全体(OSSモデル部門)で6位。Large 3自体の推論特化版は「近日公開予定」とされ、記事執筆時点では詳細なベンチマーク数値は限定的。
オープンウェイトLLMの中での位置づけ
675B/41BアクティブのMoEで、gpt-oss-120bやQwen3.8-27Bよりは大きく、Kimi K2.6やDeepSeek V4-Proの1兆パラメータ級よりは小さい中間的な規模。ライセンスはApache 2.0で制約が緩い。
出典
- Introducing Mistral 3 (Mistral AI公式)
- Mistral Large 3: The 675B Open-Weight MoE Model Developer Guide (DEV Community)
- Mistral Large 3: An Open-Source MoE LLM Explained (IntuitionLabs)