横井軍平
任天堂のゲームデザイナー。ゲーム&ウオッチ・ゲームボーイ・メトロイドシリーズ・十字キーなどの生みの親であり、「枯れた技術の水平思考」という開発哲学で知られる。
経歴
- 1941年9月10日生まれ、京都育ち。同志社大学で電子工学を専攻し卒業後の1965年、任天堂に組立工・清掃員として入社。
- 私物として作った伸縮アーム玩具を社長・山内溥が気に入り、クリスマス商戦向けの商品化を指示。これが大ヒットし、以降製品開発に携わるようになった。
- 大型ビジネス電卓で遊ぶサラリーマンを見たことをきっかけに携帯ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」を着想。同シリーズは全59タイトルを展開した。
- 任天堂の開発部門「R&D1」で、メトロイド・光神話 パルテナの鏡・ファミコン探偵倶楽部シリーズなどのファミコンソフトをプロデュース。ドンキーコング(1981年)ではプロジェクト監督を務めた。
開発哲学「枯れた技術の水平思考」
古く安価になった、既に十分にこなれた(枯れた)技術を、まったく新しい発想で転用することを重視する開発哲学。ゲーム&ウオッチやゲームボーイの設計思想の根底にある考え方とされる。
晩年
ゲームボーイポケット発売のわずか2週間後に任天堂を退社し、自身の会社「株式会社コト」を設立。1997年10月4日、北陸自動車道でトラックに追突する事故により死去。