Manjaro Linux
Arch Linuxをベースにした、フリー・オープンソースのLinuxディストリビューション。ユーザーフレンドリーさ・使いやすさに重点を置きつつ、Arch本家より入念なテストを経てから更新を配信することで安定性を高める方向性を取る。公式サイトはmanjarolinux.com。
特徴
- ローリングリリース方式 — 一度インストールすればOS再インストール不要で継続的に最新化されるArch譲りの更新モデル。ただしManjaroはArchの更新をそのまま即座には取り込まず、独自にステージングでテストしてから配信する点でArch本家と異なる。
- Pacman系パッケージマネージャを使用し、AUR (Arch User Repository) にもアクセス可能。Archの豊富なパッケージ資産をほぼそのまま利用できる。
- 複数カーネルの切り替えサポート、ハードウェア検出・ドライバの自動インストールなど、素のArchより「手厚い」体験を提供する。
- 公式エディションはXfce(フラッグシップ)、GNOME、KDE Plasmaの3種。COSMICなどコミュニティ主導のエディションもある。
直近のリリース(2026年)
- 26.0 “Anh-Linh”(2026年1月): Linux 6.18 LTSカーネル、Xfce 4.20、GNOME 49、KDE Plasma 6.5。KDE PlasmaとGNOMEエディションはデフォルトでWaylandに切り替わった。COSMICデスクトップの初の安定版も同梱。
- 26.1 “Bian-May”(2026年8月): デフォルトカーネルがLinux 7.1に。GNOME 50、KDE Plasma 6.7へ更新。
Omarchyとの違い
同じくArch Linuxをベースにする点は共通するが、方向性は異なる。Manjaroは「Archを万人向けに使いやすくする」ことを狙った総合ディストリビューションで、複数デスクトップ環境・独自のステージング済みリポジトリを持つ。一方OmarchyはDHHによるopinionatedなディストリで、Hyprland中心の開発者向けデスクトップを単一のインストーラーで即座に構築することに特化している。
出典
- Manjaro Linux 公式サイト
- Manjaro - Wikipedia
- Manjaro 26.0 Released with Linux 6.18 LTS, Xfce 4.20, KDE Plasma 6.5, and GNOME 49 - 9to5Linux
- Manjaro Linux 26.1.0-rc4 Released: Linux 7.1 Now the Default Kernel
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