SourceHut

Drew DeVault(sircmpwn)が開発する、オープンソース開発者向けの統合開発プラットフォーム。「the hacker’s forge」を名乗る。ドメインはsr.ht。現在はパブリックアルファ版として提供されている。

特徴

GitHub・GitLabのような一般的なフォージ(git hosting + Issue + CI等の統合サービス)とは思想面で大きく異なる。

  • メール中心のワークフロー — GitHub型のPull Request方式ではなく、メーリングリストでパッチをやり取りする伝統的な(Linuxカーネル的な)開発スタイルを採用している。パッチレビューと検索可能なメールアーカイブが中心的な役割を持つ。
  • トラッキング・広告なし — ユーザートラッキングや広告が一切ない。
  • JavaScript不要 — 全機能がJSなしで動作する。
  • AI機能なし — 明示的にAI機能を実装していない。
  • 完全にフリー・オープンソース — プラットフォーム自体もOSSで、自前でセルフホストすることも可能。

構成(mini-services群)

単一の巨大なアプリケーションではなく、独立した小さなサービス群として構成されている。

  • Git / Mercurial リポジトリホスティング(公開・非公開・非表示に対応)
  • 継続的インテグレーション(複数Linuxディストロ・BSDで仮想化ビルド)
  • メーリングリスト+検索可能なアーカイブ
  • チケット(Issue)トラッカー
  • IRCボウンサー/Webチャット
  • Git管理のMarkdown Wiki
  • hut exportによるデータのバックアップ・移行機能

利用例

Go言語のGPUベースGUIライブラリGioは元々SourceHut上(git.sr.ht/~eliasnaur/gio)で開発されており、GitHubはミラーという位置づけになっている。

#git #vcs

出典

作成日時: 2026-08-18 20:47 / 更新日時: 2026-08-18 20:47