データレイクハウス
オブジェクトストレージ上のオープンなファイル群(データレイク)に、データウェアハウス並みのテーブル管理機能(ACID・スキーマ管理・ガバナンス)を載せるアーキテクチャ。「lake + warehouse」の造語。オープンなフォーマットと仕様の積み重ねでベンダーロックインを避けられるのが、プロプライエタリなDWHに対する売り。この領域のノートの見取り図。
スタックの構成要素
- ファイルフォーマット
- Apache Parquet — ディスク上の列指向ファイルフォーマット。データ本体はこれで置かれることが多い。
- Apache Arrow — メモリ上の列指向フォーマット。エンジン内部の処理・エンジン間のデータ交換用。
- テーブルフォーマット
- Apache Iceberg — ファイルの集まりに「SQLテーブル」の抽象を与えるレイヤー。ACID・スキーマ進化・タイムトラベル。同種に Delta Lake / Apache Hudi。
- カタログ
- Project Nessie — Iceberg テーブルのカタログに Git ライクなブランチ/コミットの意味論を足したもの。
- Apache Polaris — Iceberg REST catalog 仕様の標準実装。RBAC や credential vending などガバナンス機能に軸足。
- クエリエンジン / プラットフォーム
- Dremio — 上記のオープン部品(Arrow/Iceberg/Nessie/Polaris)を束ねた商用レイクハウスプラットフォーム。ほかに Trino, Spark, Snowflake, Databricks などがこのレイヤーのプレイヤー。