国内ランサムウェア被害事例
日本国内で起きた主要なランサムウェア被害事案のまとめ。
時系列
- つるぎ町立半田病院(2021年) — VPN機器の脆弱性放置が原因。電子カルテ含む院内システムが感染し、復旧に約2カ月。医療機関を狙った国内初期の代表事例
- 小島プレス工業(2022年) — トヨタ自動車の取引先が被害を受け、トヨタ国内全14工場が稼働停止。サプライチェーン攻撃の代表例
- 大阪急性期・総合医療センター(2022年) — 取引先VPN経由の侵入に加え、権限管理・パスワード共有などずさんな内部管理体制が問題視された事例
- 名古屋港統一ターミナルシステム(2023年) — LockBitによる攻撃で港湾インフラのコンテナ搬出入業務が停止。社会基盤への直接的影響が出た事例
- KADOKAWA(2024年) — 「ニコニコ動画」が約2か月停止。BlackSuitによる二重恐喝で個人情報・社内情報が漏洩
共通する傾向
VPN機器やリモートデスクトップなど、外部公開されたリモート接続機器の脆弱性・認証情報漏洩が侵入経路になるケースが目立つ(半田病院・大阪急性期・小島プレス・名古屋港)。自社ではなく取引先経由で侵入・波及するサプライチェーン型の被害も複数見られる(小島プレス、大阪急性期)。