Apache Parquet

ディスク永続化用の、オープンソースの列指向(カラムナー)ファイルフォーマット。Apache Arrowと対比されることが多く、「Arrowはメモリ上、Parquetはディスク上」という関係にある。

特徴

  • 列指向ストレージ: CSVやJSONのような行指向フォーマットと異なり、同じ列の値をディスク上に連続して配置する。
  • 高い圧縮率: 同じ型のデータをまとめて持つため、列ごとに異なるエンコード/圧縮アルゴリズムを適用でき、CSV/JSONより高い圧縮率を実現する。
  • カラムプルーニング: クエリに必要な列だけを読み込むことでI/Oを削減する。
  • 述語プッシュダウン(predicate pushdown): データ読み込み前にフィルタ条件を適用し、不要な読み込みを避ける。

用途・エコシステム

Apache Hadoop, Apache Spark, Apache Drill, Presto などの分散処理基盤で広く使われている、分析ワークロード向けのフォーマット。

データレイクハウスの中での位置づけ

データレイクハウスのスタックでは最下層の「データファイル本体」のフォーマット。この上に Apache Iceberg のようなテーブルフォーマットが載り、SQLテーブルとしての抽象を与える。

出典

作成日時: 2026-08-09 21:14 / 更新日時: 2026-08-12 09:55